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GABAとは

最近よく‘GABA’と書かれた食品を見かけませんか?GABAとは、アミノ酸の一つのγアミノ酪酸(がんまあみのらくさん)もしくは、4−アミノ酪酸(4-minobutanoic acid)といい、神経伝達物質の抑制性の機能を有する物質のことです。GABA(ギャバ)は、4-アミノ酪酸、γアミノ酪酸の意味は、3種類の異性体が存在することからきており、gamma aminobutyric acidの頭文字をとった名称でGABA製品として世に広く出回るようになりました。脳内メーカーや脳トレなど、脳に関する情報というのはブームとなり、脳に興味を持つ人が多いこの昨今で、GABAは、神経伝達物質に非常に影響を与えると言われています。とはいえ、GABAを摂取したからといって、そのまま神経伝達物質として用いられることはなく、GABAを摂取することで血圧を低下させ、抑制系の反応が現れることもあります。GABA(ギャバ)は哺乳類の小脳、脊髄、大脳などに多く存在している抑制性の神経伝達物質と考えられているアミノ酸のことを指します。

GABAギャバの効果

GABA(ギャバ)は、前述したようにアミノ酸の一種なのですが、自然界に広く分布している物質で動物、植物を問いません。特に人間をはじめとする哺乳動物の脳などに多く存在するものと言われています。‘興奮性’の神経伝達物質であるグルタミン酸に比べて、GABA (ギャバ)は、抑制性の神経伝達物質と言われています。現代人はストレスが多いと言われていますが、この興奮性の分泌量が増えやすい状態にあるため、脳内の高ぶりを沈める必要があります。神経が高ぶった状態が続くと血圧の上昇に影響を与えることがあります。現代社会においての問題であるストレスに対応する神経伝達を抑制するGABA(ギャバ)が注目の成分なのです。GABA(ギャバ)は、発芽玄米に含まれており、白米の約10倍のGABA(ギャバ)を含んでいると言われています。また、ギャバロン茶(緑茶葉を窒素ガス下で処理した)やぬか漬けなどに含まれています。またGABA(ギャバ)を成分としてが乳した製品を特定保健用食品として許可されています。ただし、まだデータが不足しているため、妊娠中や授乳中のGABA(ギャバ)の使用は避けた方がいいようです。

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GABAの効果とGABA製品

GABAと表示のある食品って他の食品に比べて気になりませんか?‘ストレス社会に〜’の文言のGABA入りのチョコレートが出回っています。GABA(ギャバ)はチョコレートやココアの原料でもあるカカオにも含まれています。そもそもチョコレートのように糖分を含むものは脳のエネルギーになるブドウ糖を脳血管から脳細胞に入るために脳関門を通る栄養素として取るといいと言われています。それに加えてGABA(ギャバ)が神経伝達を抑制してくれるとあれば、気持ちが落ち着きそうです。GABAは腎機能を高め、血圧の上昇を促す塩分の排泄を促進したり、動脈硬化を促進するコレステロールや中性脂肪の増加を抑えるなどという研究が報告されているのです。また、GABAには肝機能を正常に近づけてくれるのではないかともいわれています。まだ数値としてわからないこともありますが、上手にGABAを取り入れて現代のストレス社会に打ち克ちたいものです。とはいえ、過剰に摂りすぎないように注意しましょう。

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